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宮古上布

宮古上布は国の重要無形文化財

<宮古上布の歴史>
いまから、400年前もの昔、琉球の進貢船が台風に遭い沈没寸前となった。
そこにちょうど乗り合わせていた洲鎌与人(すがまユンチュ)・真栄という男が果敢にも荒れ狂う海に飛び込み、船の故障をなおして乗組員全員の命を救った。
このことが、琉球王の耳に入り、王はこの功績を讃えて真栄を間切頭主として任命した。
妻の、稲石はそのことを大いに喜び、心を込めて布を織り王に献上した。これが宮古上布が世に出るきっかけとなった。
しかし、その後の歴史は皮肉にも「人頭税」という悪税が施行され、美しき故に宮古上布は「上納布」として久しく女性の苦役を招くこととなったそうです。

※与人・・・・・日本の鎌倉時代の地頭に相当する役職・村長
※間切・・・・・沖縄における、琉球王国時代の行政区分のひとつ。現在の日本で言えば、都道府県にあたるが、現実の面積から言えば、現在の市町村に相当する。

※妻である稲石が祭られているのは真屋御嶽。


                                          以上が宮古上布の歴史です☆


また、宮古上布に使われる糸は、島の70歳以上の人なら誰でも紡げるそうです

それに使われる材料は、苧麻(ちょま)と呼ばれる生物の茎。苧麻は宮古島の方言でブーと呼ばれています。

この苧麻の農園が実は宮古島保良線沿にあるんです!!!!!!
(東平安名崎から池間島に行く道)


まずは、苧麻を刈り取る事からスタート☆
苧麻は1.5m位に成長したときが刈り取りの時期。
質のいい繊維を得る為には芽が出て30日から40日経って下の葉が2.3枚色が変わるころがベスト

次が、ブーびき
これは、繊維をとることで、根本から刈り取った苧麻の葉を落とし表面を剥いでアク抜きと表面をやわらかくする為に水につける。
そのああと。表皮の内側にアワビ(ミミガイ)の貝殻をあて、外側の繊維以外の部分を浮かせて剥ぎ取ると繊維が残ります。
                           
                           

ブー績み(ブーうみ)
これは、繊維をつなぐ事です。
約50cmの細長い繊維を、結ぶ目を作らずによりつないで糸にします。
たて糸は2本撚り、横糸は1本撚りで約87000本以上の繊維をつなぐとようやく一反分の糸になります。
                           
                           

糸のよりかけ、整経
糸を強くするために、糸車で撚りかけをしながら糸車にある子管(ツミグル)に糸を巻いていきます。
さらに手経木(ティーカシギー)を使って糸を7.5mを目安に整える。
                           
                           
                           


絣括り
デザインをもとに締機(しめはた)で絣模様を織り締める。
(※絣(かすり)とは、模様がところどころにおいて「かすった」ように織られた染め文様のことである。)
                          
                           
                           


染色
琉球藍などの植物染料を使って糸を染めます。藍染にだと、黒に近い濃紺にするまでに20回ほど染を繰り返すんだってーーーー

                           
                           

製織
苧麻はケバが多いので織り機に上げてから糊付を行う。
針(木でできた棒みたいなの)を使いリズミカルに作業を行う。絣糸を上げ下げして模様を合わせるので、緻密な技が必要!!

                           
                           
洗濯加工
沸騰したお湯に布を入れる。
汚れや糊を落とす作業☆
仕上げに、糊付けした布をアカギの台板の上に置き、イスノキ(ユスキギー)で作った杵(きね)で布の表面をむらなく打ちます!!!
これって、かなりの回数を打つらしく、この作業で布のケバが落ちて、ツヤとしなやかさが出ます。重要な作業です!!

                           
                           

湯のし、湯通し
宮古上布は、砧打ち(きぬたうち)仕上げの糊が付いた状態で流通しています。
湯のし、湯どおしをして糊を落とすと、手積みの糸の、やさしさと、しなやかさ上品な光沢がでてきます


これが大まかな、宮古上布の作り方です☆
お分かりいただけたでしょうか??


そうそう、糸を撚る作業のときにあることを発見
オケの中にブー績みされた糸が入ってるんだけど、そこに少量の小豆も入ってたのーーー

なんであずきが???!!!!

聞いてみたら小豆が重石の代わりなって、糸を撚る際に絡まらずに一本、一本出てきてくれるんだって!!


昔の人の知恵ってすごいなー!!よくそんな事に気づくよね


感心しっぱなしの工場見学でした☆☆
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テーマ : 沖縄旅行 - ジャンル : 旅行

タグ : ざわわ 宮古島 宮古上布 見学

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